tomakichiコラム
メロドラマにみるサーメットの極意
切削お役立ち情報 No.13
Cさんは、恋愛の真っ最中。 恋人のWさんと結婚できる日を夢見ています。 そんなある日、Cさんの目の前にイケメンのF君が現れます。F君の持ち前のトーク力とイケメンっぷりに、Cさんはメロメロ。ついに、F君のことしか考えられなくなり、Wさんと破局してしまいました。 その後、CさんとF君のお付き合いが始まりました。しかし、幸せもつかの間。浮気性のF君は、また違う女性のところにいってしまいました。 「もう傷つきたくない」 そう決心したCさんは、次に付き合った人と、最後まで添い遂げることを心に誓います。そんな彼女が、今お付き合いしているのがTさん。誠実で一途なTさんとなら大丈夫。二人の仲は、今や他のどんなカップルよりも強固。仮にF君のような人が現れても、Cさんの心が揺らぐことはありません。 |
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突然始まった、昼ドラの様な展開。実は今回は、切削加工における、科学反応のお話なのです。
上の人物を
Cさん=C(炭素) Wさん=W(タングステン) F君=Fe(鉄) Tさん=Ti(チタン) に置き換えて下さい。
元素記号に詳しい方は、既にお気付きかと思いますが、WとCが結合したものがWC(炭化タングステン≒超硬)になります。超硬合金(WC)は、鉄系ワークを切削すると、炭素(C)成分が抜けてしまいます。これは、被削材に含まれる鉄(Fe)が化学反応により、炭素(C)と結びつき、切屑と一緒に流れ出てしまうからです。
一方、サーメット(TiC)は、超硬に比べ、分子の結びつきが強く、酸化しにくい(炭素(C)が抜けにくい)という特徴があります。鉄(Fe)との親和性が低く、TiCがWCに比べ、鉄(Fe)と反応しにくいことに起因しているのです。 こんな長所を持つサーメットにも、欠点はあります。 次回は、サーメット工具の使い分けについて。。。 |
イスカル旋削用チップの一例 |
切削お役立ち情報 No.131 今回は内径溝⼊れ時のビビり対策となります。実際の加⼯事例が下記になります。
切削お役立ち情報 No.130 エンドミルの刃先には、刃先を強化する為にホーニングR(刃殺し)を施しています。 ホーニングRが0.1の場合、⼀刃の送り量を0.1㎜以上にする必要があります。 そうしない…
切削お役立ち情報 No.129 今回も前⽉の補⾜です。肩削り加⼯でのビビり改善の⽅法です。 不等ピッチの⼯具を使⽤するのも⼀つの⽅法となります。 吊り橋では、等間隔で渡ると振動が収まらず、共振が⼤きく…
切削お役立ち情報 No.128 今回は、前⽉の補⾜です。肩削り加⼯でのビビり改善の⽅法です。 切削抵抗を減らす為には、⼯具径を⼩さくするのも⼀つの⽅法となります。 ⼩径⼯具は、刃先とワークの接触⻑さが…
切削お役立ち情報 No.127 今回も前⽉の補⾜です。肩削り加⼯でのビビり改善となります。 前回は⼯具形状でのビビり改善⽅法でしたが、今回はツールパスでのビビり改善⽅法となります。 <ロールイン加⼯……
切削お役立ち情報 No.126 今回は前⽉の補⾜です。突き出しが⻑い際の肩削り加⼯での事例紹介となります。 撓みを抑制し、ビビリを軽減するために、切削抵抗を⼩さく(下図のPを⼩さく)する セレーション…
切削お役立ち情報 No.125 今回は、突き出しが⻑い際の肩削り加⼯のビビりを抑制する⽅法になります。 撓みの抑制がポイントです。 <原因> 突出し量を⻑くすると、切削抵抗による撓みが発⽣…
切削お役立ち情報 No.124 過去配信のNo104〜105をご参照頂くと、更に理解が深まります。


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