tomakichiコラム
輝くゴールドは、高級感の象徴~チップコーティング材質について~
切削お役立ち情報 No.08
キラリと光るゴールドの輝き、とは腕時計のお話。スーツの袖から覗かせる輝きが、ラグジュアリー感を演出します。誰よりも洗練された時間を刻みたい、そんな貴方にぴったりの一品。とはいえ、高級時計はびっくりするほど値がはるもの。高価な時計を身につけることで、1日25時間にも26時間にもなるのなら話は別なのですが。 閑話休題。一方、切削バイトに取り付けるチップはどうでしょうか。下の写真のように、金色にコーティングされたものや、黒に近いチップをご覧になったことがあるはずです。切れ味が落ちてきたので、新しいチップに交換しないといけません。今日は、黒ではなくゴールドで決めたい気分。そんな時には金色のチップを取り付けよう。 ……というようなことをする人は、恐らくいませんね。 |
そうなんです。 コーティングチップの色には、ちゃんとした意味があるのです。 例えば、金色のチップはTiNを表面にコーティングすることでできます。TiNは、鋼との親和性が低いため、構成刃先を抑制することができます。また、他にも黒色のAl2O3(アルミナ)は、高温下でも硬さを維持できるようという特徴があります。 この様に、コーティング材質には、多くの種類があり、それぞれに特長と用途があります。それらを加工内容応じて、適切に使い分けることが求められています。 続きは、次回に。。。 |
イスカル旋削用チップの一例 |
切削お役立ち情報 No.126 今回は前⽉の補⾜です。突き出しが⻑い際の肩削り加⼯での事例紹介となります。 撓みを抑制し、ビビリを軽減するために、切削抵抗を⼩さく(下図のPを⼩さく)する セレーション…
切削お役立ち情報 No.125 今回は、突き出しが⻑い際の肩削り加⼯のビビりを抑制する⽅法になります。 撓みの抑制がポイントです。 <原因> 突出し量を⻑くすると、切削抵抗による撓みが発⽣…
切削お役立ち情報 No.124 過去配信のNo104〜105をご参照頂くと、更に理解が深まります。
切削お役立ち情報 No.123 今回は、前々回㉔の平⾯仕上げ加⼯時の仕上げ⾯が悪い時のチェック項⽬になります。 <ワイパーチップの使⽤例弊社16ミルの場合>
切削お役立ち情報 No.122 今回は、加⼯⾯粗さ(径⽅向の⾯粗さ)になります。 エンドミル(or チップ交換式カッター)で肩削り加⼯を⾏う場合は、カスプハイト(h)が出来ます。 ⼯具に振れがない場合…
プリンス箱根芦ノ湖に於いて油研工業株式会会社の代理店会が開催されました。 総会に関する詳細は、こちらをご覧ください。 富士山は見る角度で色んな表情が見えます・・ダイナミックな男山?は河口湖から・・でし…
切削お役立ち情報 No.121 今回は、加⼯⾯粗さ(軸⽅向の⾯粗さ)になります。 ミーリングのチップは、旋削チップと違い、さらえ刃(平⾏ランド=BS)があります。 カッターの軸⽅向公差と振れに応じて、…
陽気に照らされた五月。土佐久礼の海を見に、そして初鰹を堪能するべく、足を伸ばしました。 まず、澄み切った青空と穏やかに揺れる海原に心を奪われました。潮の香りに包まれ、心洗われるようなひとときを過ごしま…
「日程の調整が難しい…」「来るのはちょっと…」というお客様もご安心ください!
tomakichiでは、zoomやGoogle MEETを用いた、オンライン相談も承っております!
※他のWeb会議システムにも対応可能です。
ご希望の方は、上記お問い合わせフォームの「オンライン商談を希望」にチェックを入れてください