tomakichiコラム
理にかなったコーティング
切削お役立ち情報 No.09
前回は、チップの色の違いに、ちゃんと意味があるという、お話をしました。 今回は、幾つかあるコーティング材質の組み合わせの中で、代表的なものを取り上げて、コーティング材質の特性について解説します。 右上図をご覧ください。一番下に超硬母材があり、その上にコーティングがのっています。 それぞれの特徴は……
TiC:黒色に近い炭化チタンは、母材との密着性に優れています。加工中にコーティングが剥がれてしまっては、元も子もないので、これは重要なポイント。低温時は硬いのですが、高温では硬度が維持できないため、高速切削に不向きです。 TiCN:炭窒化チタンは、紫がかった銀色をしています。特徴は、TiCに近いのですが、炭化チタンより摩耗に強いと言われています。特に柱状晶TiCNは耐フランク摩耗に威力を発揮しています。 Al2O3:いわゆるアルミナコート。黒色。欠けやすい代わりに高温硬さが高いアルミナは、化学的に安定で耐クレータ性に優れています。靭性はあっても熱には弱い超硬母材を、熱から守ってくれる心強い材質。 TiN:美しい金色の窒化チタンは、銅との親和性が低いので、構成刃先が出来にくい特徴があります。黒いコーティングに比べて、摩耗の進行がわかりやすいのも利点の一つですね。 |
コーティングチップの断面図 |
上記の材質以外で、忘れてはならないのが、TiAINです。右下図のコーティングに使われているものです。
TiAIN:窒化チタンアルミは紫がかった黒色をしています。耐酸化温度が800℃と高く乾式切削向きです。耐摩耗性にも優れた万能選手的な材質です。PVDで使われる事が多く、単層でも効果を発揮します。今、最もポピュラーなコーティングと言えるかもしれません。
切削お役立ち情報 No.131 今回は内径溝⼊れ時のビビり対策となります。実際の加⼯事例が下記になります。
切削お役立ち情報 No.130 エンドミルの刃先には、刃先を強化する為にホーニングR(刃殺し)を施しています。 ホーニングRが0.1の場合、⼀刃の送り量を0.1㎜以上にする必要があります。 そうしない…
切削お役立ち情報 No.129 今回も前⽉の補⾜です。肩削り加⼯でのビビり改善の⽅法です。 不等ピッチの⼯具を使⽤するのも⼀つの⽅法となります。 吊り橋では、等間隔で渡ると振動が収まらず、共振が⼤きく…
切削お役立ち情報 No.128 今回は、前⽉の補⾜です。肩削り加⼯でのビビり改善の⽅法です。 切削抵抗を減らす為には、⼯具径を⼩さくするのも⼀つの⽅法となります。 ⼩径⼯具は、刃先とワークの接触⻑さが…
切削お役立ち情報 No.127 今回も前⽉の補⾜です。肩削り加⼯でのビビり改善となります。 前回は⼯具形状でのビビり改善⽅法でしたが、今回はツールパスでのビビり改善⽅法となります。 <ロールイン加⼯……
切削お役立ち情報 No.126 今回は前⽉の補⾜です。突き出しが⻑い際の肩削り加⼯での事例紹介となります。 撓みを抑制し、ビビリを軽減するために、切削抵抗を⼩さく(下図のPを⼩さく)する セレーション…
切削お役立ち情報 No.125 今回は、突き出しが⻑い際の肩削り加⼯のビビりを抑制する⽅法になります。 撓みの抑制がポイントです。 <原因> 突出し量を⻑くすると、切削抵抗による撓みが発⽣…
切削お役立ち情報 No.124 過去配信のNo104〜105をご参照頂くと、更に理解が深まります。


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