tomakichiコラム
光が生命に変わるとき・・①
1971年6月(昭和46年)高知パルプ生コン事件から今年2021年で50年。
死んでいた浦戸湾は時を得て、
高知市民だけでなく、生きとし生けるものの生命の恵みとして蘇った。
その先人の尊い志を形にして残そうと、2010年4月(平成22年)、
高知県立坂本龍馬記念館側に「浦戸湾の自然を未来に残す碑」を建立、今年で11年が経ちます。
「高知パルプ生コン事件とは・・」
株式会社山崎技研創業者 山崎圭次氏(以後先生)は、
自然を愛し、破壊されていく自然を憂い、
「自然の復活は人間の復活」と唱え環境問題に積極的に取組んでいたのです。
(写真は浦戸湾の自然を未来に残す碑建立報告書から・・)
(山崎先生から多くのことを学び教えて頂き、わたしにとって師であり恩人でもあります。)
当時、高知パルプというパルプ工場があり、約20年間にわたって
汚染された廃液を垂れ流し続け、浦戸湾に注ぐ江ノ口川は悪臭とヘドロで、
見る見るうちに浦戸湾は汚染してしまったのです。
先生は何度も高知パルプに垂れ流しを止めるようにと交渉したのですが、
もうこのままでは浦戸湾が死んでしまうと、工場の排水口を生コンで塞ぎ
創業を停止させたのです。
(写真は浦戸湾の自然を未来に残す碑建立報告書から・・)
それから1年後高知パルプは操業を停止、それにより江ノ口川の水質が良くなり、
悪臭も消され、ようやく遠い昔の活きた浦戸湾が戻ってきました。
(写真は浦戸湾の自然を未来に残す碑建立報告書から・・)
*株式会社山崎技研さんは、複合フライス盤のトップメーカーです。
出荷台数は、全国シェア49.3%(2019年度実績)。
JAXAの探査機「はやぶさ2」の試料カプセル開封に同社のフライス盤がひと役かい、
高知の精密加工・精密技術の高さが活かされました。
そのことは、自然の法則生命の起源を探ることにも繋がったと思います。
つづく・・
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