tomakichiコラム
端面溝入れのコツ⑥
切削お役立ち情報 No.93
⼯具選定の基本⑥…加工方法の選択
溝の深さ、及び、溝幅によって、加⼯⼿順を選択すると上⼿く⾏きます。
①溝の深さが、溝幅の4倍以上ある場合。(狭く深い)
突きの加⼯をしていく⽅が、加⼯時間が短縮されます。
特に、溝が深い場合は、切り屑排出が重要となるので、前回、前々回のNo91、No92を参考にしてください。
②溝幅が、溝深さの4倍以上ある時。(浅く広い)
横に切れ刃(ブレーカー)の付いた多機能チップで、横挽き加⼯を中⼼にした⽅が加⼯時間を短縮できます。
前回のNo92を参考にしてください。
また、加⼯時は、外側から内側に加⼯していくのがセオリーです。
(ホルダーの曲率のため。詳しくは、No90を参照ください)
切削お役立ち情報 No.131 今回は内径溝⼊れ時のビビり対策となります。実際の加⼯事例が下記になります。
切削お役立ち情報 No.130 エンドミルの刃先には、刃先を強化する為にホーニングR(刃殺し)を施しています。 ホーニングRが0.1の場合、⼀刃の送り量を0.1㎜以上にする必要があります。 そうしない…
切削お役立ち情報 No.129 今回も前⽉の補⾜です。肩削り加⼯でのビビり改善の⽅法です。 不等ピッチの⼯具を使⽤するのも⼀つの⽅法となります。 吊り橋では、等間隔で渡ると振動が収まらず、共振が⼤きく…
切削お役立ち情報 No.128 今回は、前⽉の補⾜です。肩削り加⼯でのビビり改善の⽅法です。 切削抵抗を減らす為には、⼯具径を⼩さくするのも⼀つの⽅法となります。 ⼩径⼯具は、刃先とワークの接触⻑さが…
切削お役立ち情報 No.127 今回も前⽉の補⾜です。肩削り加⼯でのビビり改善となります。 前回は⼯具形状でのビビり改善⽅法でしたが、今回はツールパスでのビビり改善⽅法となります。 <ロールイン加⼯……
切削お役立ち情報 No.126 今回は前⽉の補⾜です。突き出しが⻑い際の肩削り加⼯での事例紹介となります。 撓みを抑制し、ビビリを軽減するために、切削抵抗を⼩さく(下図のPを⼩さく)する セレーション…
切削お役立ち情報 No.125 今回は、突き出しが⻑い際の肩削り加⼯のビビりを抑制する⽅法になります。 撓みの抑制がポイントです。 <原因> 突出し量を⻑くすると、切削抵抗による撓みが発⽣…
切削お役立ち情報 No.124 過去配信のNo104〜105をご参照頂くと、更に理解が深まります。


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