tomakichiコラム
センタリング(もみつけ)の角度について
切削お役立ち情報 No.48
センタリング(もみつけ)を行なっているが、どうも穴精度が安定しないというユーザー様はセンタリング(もみつけ)の角度が間違っている可能性があります。下図のように、センタリング(もみつけ)の角度が、ドリルよりも小さい場合は、ドリルの肩部が先にあたり、振れてしまいます。ドリルは、先に中心刃を食いつかせることが重要です。
◆センタリング角度の注意点◆
ドリル先端角<センタリング角度
ドリルの角度が120度だったら、センタリングは120度以上

◆センタリング(もみつけ)とは?
ドリルで穴加工する際、位置精度や穴精度を上げるために行う前加工。センタリング+もみつけで「センターモミ」という場合もあり。ドリルは先端がそれほど鋭くない為、直接ワークに押し付けても、位置が定まらずに振れてしまいます。
次回は、「センタリング(もみつけ)の角度について②」です。

切削お役立ち情報№139です。今回はスクウェアエンドミのねじれ角についてです。
切削お役立ち情報№138です。今回はスクエアエンドミルの刃数による使い分けになります。
切削お役立ち情報NO.137です。今回からはエンドミルについての豆知識となります。
切削お役立ち情報No.136です。今回は剛性の低いワーク加工のワンポイントアドバイスになります。
切削お役立ち情報NO.135です。前回と同じくプランジ加工の解説で、補足情報になります。
切削お役立ち情報NO.134です。プランジ加工は上手く加工にあてはまると、生産性が大きく改善されます。
切削お役立ち情報No.133 肩削り加工でのビビり対策となります。
切削お役立ち情報 No.132 今回も内径溝入れ時のビビり対策となります。
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