tomakichiコラム
コンプレッサーとは?特徴と故障の予兆についてご紹介
コンプレッサーとは?
コンプレッサーとは、空気圧延機を指し、気体を圧縮して圧力を高め、連続的に送り出す装置です。
取り扱うガスの種類により、エアーコンプレッサー、あるいはガスコンプレッサーに分類されます。
さらに取り扱う気体の種類によって水素ガスコンプレッサーや窒素ガスコンプレッサーとも呼ばれています。
コンプレッサーの分類は①圧力範囲②圧縮範囲③潤滑方式④冷却方式のそれぞれで分類することが可能です。
①圧力範囲による分類
送風機:吐出圧力が約10kPa未満
ブロワ:吐出圧力が約10 kPa以上0.1MPa[G]未満
コンプレッサー:吐出圧力が約0.1 MPa[G]以上
真空ポンプ:大気圧より真空状態
②圧縮範囲による分類
往復式:ピストンの往復運動でシリンダ容積を変化させ気体を圧縮させる方式
回転式:ケーシング内の回転ローターで気体を圧縮させる方式
遠心式:インペラ(羽根車)の遠心力で気体を圧縮させる方式
軸流式:翼を回転させて気体を軸方向に流して圧縮させる方式
③潤滑方式による分類
給油式コンプレッサー:シリンダやスクリュー内部に油を注入し、圧縮熱の冷却、内部潤滑およびシールの作用を行う
ドライオイルフリー式コンプレッサー:シリンダやスクリュー内部に潤滑油・水などの一切の潤滑および冷却・シール材を注入しないコンプレッサー
水潤滑式オイルフリーコンプレッサー:スクリュー内部に水を注入し、圧縮熱の冷却、内部潤滑およびシールの作用を行う
④冷却方式による分類
水冷式コンプレッサー:ケーシングやクーラーに冷却水を流し、冷却水により潤滑油・潤滑水および圧縮された空気を冷却する方式
空冷式コンプレッサー:自然放熱およびファンでケーシングやクーラーに通風して、冷却風により潤滑油・潤滑水および圧縮空気を冷却する方式
コンプレッサーの不具合の予兆とは?
コンプレッサーの故障を引き起こした際に発生する予兆がございます。
以下の5つの内、いずれかに当たる場合には早急に修理対応が必要となります。
①異音・振動
コンプレッサーと本体をつなぐベルトが磨耗・劣化・張力低下のいずれかの影響で異音がします。
そのまま使い続けると、ベルト切れやプーリーの磨耗につながります。
さらに、コンプレッサーが振動している場合にはモーターベアリング、圧縮機ベアリングが磨耗しています。
そのまま使い続けるとベアリング破損によりモーター・圧縮機の破損や焼けにつながります。
②吐出温度異常
周囲温度が40度以下でない場合やオイルが規定量に達していない場合は吐出温度異常につながります。
特にコンプレッサーの吸い込み空気温度が40度以上の場合には潤滑油の劣化につながります。
③圧力の上昇が悪い
工場内で使用する場合にはコンプレッサーの吸い込みフィルターに鉄粉や石粉、研磨粉、木屑などが溜まり
目詰まりを引き起こす場合がございます。
それが原因となり、昇圧不良を起こし、吐出空気量の低下、さらには圧縮機内部の破損事故を招きます。
④オイルの消費が早い
オイルセパレータエレメントの詰まり、もしくはオイル回収配管系統の詰まりが原因として
オイルの消費が早くなることが起きたら、故障を疑うことが重要です。
⑤圧縮エアーに水が混じっている
ドレントラップの排出不良やドライヤーの冷却系の目詰まりによって起こります。
高知県の工場工事のことなら「ものづくりサポートセンターtomakichi」まで!
今回は、コンプレッサーの特徴と故障の予兆について紹介しました。
コンプレッサー自体は一般的な設備ですが、故障しやすい設備の一種でございます。
大規模修理や買い替えになる前に、点検や定期メンテナンスが重要となります。
ものづくりサポートセンターtomakichiでは、高知県の全域の工場工事について縦横無尽に、山間から沿岸まで東西にかかわらず駆けつけます。
当社で対応可能な工事・メンテナンスは以下の通りです!
機器導入に関する工事
・ ホイストクレーン・ ポンプ・ ブロワー・ コンプレッサー
・クーリングタワー・ コンベア・ 集塵機・ パレットラック
・ジブクレーン・ 空調機器・ダクト
建屋に関する工事
・ 外壁塗装・断熱塗装・ 中二階設置・ パーテーション設置・ 屋根補修
・LED取付・ 塗床・床面補修・ ピット・外溝工事
・ 駐車場アスファルト・ライン引き・ ハト対策・ 左官
・ 看板設置・ 配管・滑り止め塗装・ 配管内部強化・ 電気工事
その他工事
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・ コンベアチェイン・ ロボット設置・安全柵設置・ 安全カバー設置・ 事務機器
メンテナンス
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・ オイルコンの洗浄・ 雨漏り対策・ クレーン年次点検・ コンプレッサーの保全
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